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コラム

東日本大震災を被災地在住の私が振り返る

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当時、私は横浜で働いておりました。
報道であったように横浜も結構揺れました、確か震度5弱…。

テレビをつけると宮城県沖の地震との報道、地元は震度6強の赤丸だらけ。
そしてあの津波が、とても良く見知った風景を蹂躙する映像が流れたのでした。

高校時代の友人の家があった場所は波に飲まれ、跡形もなくなっていました。
(後にご両親が亡くなったのをテレビの報道で知りました。)

新幹線が復旧してようやく帰れたのが2ヶ月後のゴールデンウィーク。
その時の乗客のほとんどは仙台で降りていました。おそらくは皆家族や親戚だったのでしょう。
在来線はかろうじて私の町まで復旧していました。

駅を出ると、そこらじゅうにひび割れや陥没のあと。
車に乗り、津波が到達したところまで行ってみたら、海まで何もない砂漠のような光景。
私は知らないけど、空襲を受けた戦地ってこんな感じなんだろうなという感覚。
斜めになった電柱、折れ曲がったガードレールがそこらじゅうに放置されていて。
田んぼには縦に突き刺さった車。屋根だけが残っている家など。

あれから6年。

私は地震から2年後に仕事をやめ地元に戻ってきました。
津波に破壊された地域は高いフェンスで隔離され、立入禁止区域になっています。
高い堤防、かさ上げされた土地、何もない広大な土地、
復興されたのはほんの一部です。

この町は 多くの土地を放棄して、一部の土地に密集して暮らすことにしたようです。
町が元に戻ることはないでしょう。

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